INTOO
壁を彩るジュエリー
ジョージ ジェンセンの銀細工師とのコラボレーションのもと、アンネ ボイセン (Anne Boysen) がデザインしたIntooは、手仕事で仕上げられた印象的な作品です。スプーンの形、アーカイブジュエリーの美しさ、ホローウェアの豪華さから着想を得たこの作品は、世紀を超えて銀細工の傑作を多数創出してきたジョージ ジェンセンの歴史の中でユニークな存在感を放ちます。
「ジョージ ジェンセンには、美しいジュエリーと豪華なシルバーのホローウェアの創作における伝統が息づいています。だから、ジュエリーのように美しく、ホローウェアのように大きな作品を作って壁に飾ったらどうかと考えました」
– アンネ ボイセン、建築家兼デザイナー
スプーンの形
アンネ ボイセンは、スプーンの凹凸のある形状と、その形が生み出す反射に魅了され、Intooのデザインを考案しました。インスピレーションの源は、ヘニング コッペル (Henning Koppel) によるミッドセンチュリーデザインのカラベル (Caravel) スプーン。大型で丸みを帯び、光をよく反射する表面と、流れるようなフォルムから着想を得て、銀細工の傑作を創作しました。
アーカイブを紐解いて
アンネ ボイセンは、ジョージ ジェンセンとのコラボレーションの機会を得たすべてのアーティストと同様に、コペンハーゲンにあるジョージ ジェンセンのアーカイブを訪問し、120年の歴史に培われたブランドの貴重な財産を紐解きました。ヴィヴィアンナ トールン (Vivianna Torun) によるメビウス (MÖBIUS) ブローチの渦巻きの形、そして ヘニング コッペルが手がけたミッドセンチュリーデザインのフィッシュ (Fish) ディッシュの流線型のフォルムに触発され、アンネはジュエリーとホローウェアの要素を融合させた作品の創作を目指しました。