ボウル 19A
このボウル 19Aは、1914年にルーブル美術館の室内装飾美術館がこのボウルを購入したことから「ルーブルボウル」と呼ばれるようになりました。
ルーブルボウルは世界中で知られる有名なピースです。幾つかの美術館で購入され、国際的ジャーナルで取り上げられたり、デンマークの郵政官署にデニッシュデザインを讃える際に切手の絵柄として採用されました。
この作品にはジョージ ジェンセンらしい、アール・ヌーヴォースタイルの曲線美、有機的な構造、動植物のモチーフ使いなどの特徴が生かされています。装飾を最低限にとどめ、ボウル部分は槌目でシンプルに仕上げられています。
まるで葉の上にボウルが浮かぶようにデザインされたこのピースは創造性の高いコンセプトで作られており、ジョージ ジェンセンが得意とするアートとクラフトの融合の体現と言えるでしょう。このフルーツボウルそのものが彫刻品であり、ハンマーで打たれた槌目がこの作品の美しさをより際立たせています。24個の小さなビーズがついた12個のピースで構成され、丁寧に磨かれ完璧で滑らかな表面に仕上げられています。
ベース部分にはんだ付けされたピースは、銀細工師の技術の高さを証明しています。12個のピースを同じ高さで揃え、角度をつけ、垂直と平行に整え完璧に作り上げるのは至難の業です。
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